大台ケ原
近畿の屋根と称される奈良と三重にまたがる台高山脈の主峰。大台ガ原は近畿随一の高原であり、日本でも有数の降雨量の多い地域でもある。大杉谷に見られる深い渓谷の切れこみに、降雨が多いこの山域の特性が端的に見てとれる。また正木ガ原や牛石ガ原周辺のおだやかな草原もあり、高原台地の縁は濃く初夏にはシャクナゲの花が見事である。