ノイシュバンシュタイン
若きル−トヴイッヒ2世の突然の死により、城は未完成のまま現在に至っている。王がこの城に滞在したのはわずか172日であった。自分の死後は城を爆破するようにとの彼の願いもむなしく、城は一般公開されるようになった。いまでは世界的に有名なドイツきっての観光地であり、城の見学も予約が必要ならいである。 外観の美しさに負けず劣らず城の内部はまさに博物館。各部屋ごとの壁や天井には、ワーグナーの楽劇の場面が見事に描かれており、調度品も実に素晴らしいものがある。